電子契約サービス4社を徹底比較!選び方のポイントを料金プラン含め解説


「電子契約サービスを導入したいけど、種類がたくさんあって悩んでしまう」と困ってはいませんか。
同じようなサービスが並んでいると決め手に欠けてしまい、迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、機能面や料金などで比較して厳選したおすすめの電子契約サービス4社をご紹介いたします。
自社に合った電子契約サービスを選ぶポイントも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

数多くの電子契約サービスの中から、自社に適したものを選ぶことに悩んでいる担当者の方もいらっしゃることでしょう。
ここでは、電子契約サービスの比較ポイントを3つ解説いたします。
- 料金はどのくらいかかるか
- どのような署名方法を採用しているか
- どのような機能が備わっているか
ただなんとなく比較するよりも、ポイントを抑えた上で比べる方が候補を絞りやすくなりますので、ぜひ参考にしてください。
料金はどのくらいかかるか
導入に際し、料金がどのくらいかかるかを比較しましょう。
初期費用がかかるものや月額費用だけで済むものなど、かかる費用はサービスによって様々です。
また、オプション式で必要な機能を付け足すたびに料金が追加になるものもあります。
料金はツールを利用する人数も関わってきますので、事前に明確化しておくとよいでしょう。
どのような署名方法を採用しているか
電子契約に必要な電子署名の方法を比較することも大切です。
電子契約サービスには、「当事者型」「立会人型」の2種類があります。 特長やメリット・デメリットは以下の通りです。
当事者型 | 立会人型 | |
署名する人 | 契約者本人 | 電子契約サービス事業者 |
本人確認 | 電子証明書 | メール認証 |
メリット | ・なりすましのリスクが低い ・法的効力が高い |
・手軽に電子契約ができる ・契約相手が違うシステムを使っていてもOK |
デメリット | ・時間や手間がかかる ・契約相手も同じシステムを使う必要がある |
・当事者型に比べると、法的効力が劣る |
より高い法的効力を求めるなら当事者型、手軽さを求めるなら立会人型となります。契約内容や契約相手を踏まえて検討すると良いでしょう。
電子契約についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
電子契約とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説
昨今では電子契約を導入する企業も増えているため、その仕組みや導入するメリット・デメリットは把握しておく必要があるでしょう。本記事では、電子契約の仕組みや導入するメリット、書面契約との違いについてご説明いたします。
どのような機能が備わっているか
電子契約サービスに備わっている機能も比べてみましょう。
電子契約サービスは、電子契約以外にも以下のように豊富な機能があります。
- ワークフロー
- 勤怠管理
- グループウェア
- 電子文書の管理
自社が抱える電子契約以外の課題を、サービスの導入1つでいくつも解決できる可能性があります。
例えば、社内稟議を紙で行っていてなかなか進まないことに悩んでいたとします。この場合、ワークフロー機能がついた電子契約サービスを導入することで、稟議がスピーディーに進むようになるでしょう。
このように電子契約以外にどのような機能があるのか比較しておくことも、業務効率化を図る上で重要です。
おすすめの電子契約サービス4社

ここからは、おすすめの電子契約サービス4つをご紹介します。
機能や費用、サポート体制などを徹底的に調べて比較しましたので、ぜひ参考にしてください。
Shachihata Cloud

無料プランの有無 | ◯ |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1ユーザーあたり110円~ |
送信数/送信料 | 無制限/無料 月額のオプション利用料のみ |
ユーザー数 | 無制限 |
機能 | 電子印鑑/ワークフロー/勤怠管理/グループウェアなど |
署名方法 | 立会人型 |
サポート | 電話/メール |
Shachihata Cloudは、シヤチハタ株式会社が提供する電子契約サービスです。導入数95万件、継続率97%を誇り、多くのユーザーから愛されています。電子印鑑やグループウェアまでまるごと1つのツールで完結できるのが特長で、業務効率化を目的とした導入にも適しています。電子契約の際に発行する電子契約書は無制限・無料で送付できるので、契約を結ぶ機会が多くある企業にもおすすめです。月額料金は1ユーザーあたり110円から利用できるため、低コストで導入できる電子契約サービスをお探しの企業にもぴったりなサービスとなっています。
>>無料トライアルはこちら
電子印鑑GMOサイン

無料プランの有無 | ◯ |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 9,680円 |
送信数/送信料 | 無制限/1件110円(立会人型の場合) |
ユーザー数 | 無制限 |
機能 | 文書管理/ワークフローなど |
署名方法 | 立会人型/当事者型/マイナンバー実印 |
サポート | 電話/メール/チャット |
電子印鑑GMOサインは、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が提供する電子契約サービスです。導入企業数は190万件を突破し、国内シェアNo.1の実績があります。電子印鑑GMOサインの特長は署名方法が選べることです。「立会人型」「当事者型」「マイナンバー実印」の3種類があり、文書の性質や相手に合わせた契約が実現できます。有料プランは月額9,680円から導入可能。無料プランでは立会人型の契約をひと月5件までできます。
クラウドサイン

無料プランの有無 | ◯ |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 11,000円~ |
送信数/送信料 | 無制限/1件220円(立会人型の場合) |
ユーザー数 | 無制限 |
機能 | 書類インポート/AI契約書管理など |
署名方法 | 立会人型 |
サポート | 電話/メール/チャット |
クラウドサインは、弁護士ドットコム株式会社が提供する電子契約サービスです。導入者数は130万件を超えており、導入自治体数No.1の実績があります。クラウドサインは、締結した書類やインポートした書類の情報を自動で解析・登録する「AI契約書管理システム」を導入。契約締結日や開始日、相手などの情報を自動的に管理できるため、人の手で入力し直す手間はかかりません。また、slackやSalesforce、sansanなど、100以上の外部サービスと連携できます。すでに導入しているものと組み合わせることで、従業員の抵抗も減らせるでしょう。有料プランは11,000円から導入可能。1か月5件まで送信できる無料プランもあります。
DocuSign

無料プランの有無 | ◯ |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1ユーザーあたり1,100円~ |
送信数/送信料 | 無制限/ー |
ユーザー数 | 無制限 |
機能 | 対面署名/支払い機能など |
署名方法 | 立会人型 |
サポート | 電話/メール/チャット |
DocuSign(ドキュサイン)は、世界180か国、100万社以上が利用している電子契約サービスです。文書の送信・管理は14言語、受信者は44言語で電子署名できるため、国内外問わず利用できます。無料のモバイルアプリもあり、外出先からでも文書の作成や送信、署名が可能です。有料プランは月額1,100円から利用できますが、1か月あたりの送信数が5回までと制限があります。企業が利用する場合は月額2,800円のスタンダードプラン以上の検討がおすすめです。
自社に合った電子契約サービスを選ぶコツ

自社に合った電子契約サービスを導入するためには、以下の3つを意識して検討しましょう。
- 導入する目的をはっきりさせる
- 必要のない機能をできるだけ省く
- トライアル期間で操作性を確かめる
導入する目的をはっきりさせる
まずは、電子契約サービスを導入する目的を明確化することが必要です。
各サービスごとに特長が異なるため、比較する上でも重要な観点になります。
例えば、コストカットが目的なら費用面を、業務効率化が目的ならツールを一元化できるかを重点的に調べることで、自社に合ったサービスを導入しやすくなるでしょう。
目的によって適したサービスが変わってくるため、なぜ電子契約サービスを導入したいのかをしっかり練ることが大切です。
必要のない機能をできるだけ省く
電子契約サービスを選ぶ際は、必要のない機能をできるだけ省くようにしましょう。
導入目的がはっきりしていると、自社に必要な機能・必要のない機能が見えてきます。
使わない機能があると煩雑化に繋がる上、費用もかさんでしまいます。
オプション型だと必要な機能だけを選択できるので、自社での使い方に合ったシステムを構築したい場合におすすめです。
必要な機能が限られている場合は、オプション型を検討してみるとよいでしょう。
トライアル期間で操作性を確かめる
電子契約サービスは、トライアル期間に操作性を確かめることも重要なポイントです。
サービスにもよりますが、一定期間無料で利用できるトライアル期間を設けているものは多くあります。
トライアルを使うメリットは、以下の通りです。
- どの従業員でも使える操作感が確かめられる
- 本格的に導入した後でもスムーズに利用できる
- 使っていくうちに必要な機能・必要のない機能が見えてくる
1つの部署やチームにお試し導入して、実際に使ってみることがおすすめです。
ワークフロー管理もできる電子契約サービスなら「Shachihata Cloud」

電子契約サービスはそれぞれ特長があるため、自社が解決したい課題と合うサービスを見つけることが重要です。
電子契約への移行と同時にDX化を進めたい企業には、シヤチハタが提供する「Shachihata Cloud(シヤチハタクラウド)」をおすすめします。
Shachihata Cloudは、電子契約書を無制限・無料で送付できるので、契約を結ぶ機会が多くある企業に適した電子契約サービスです。ワークフローや勤怠管理、グループウェアとしても利用できるため、1つのツールで完結できます。1ユーザーあたり月額110円からと、低コストで導入できる点も魅力です。
無料トライアルを行っていますので、ぜひこの機会にご検討ください。














