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Shachihata Cloud DXコラム エクセルでのスケジュール管理のコツと効率化の方法とは?クラウドによる便利な管理方法を提案!
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エクセルでのスケジュール管理のコツと効率化の方法とは?クラウドによる便利な管理方法を提案!

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 エクセルは、多くの企業でスケジュール管理に利用されています。その理由は、エクセルが簡単に手に入り、誰にでも使いやすいからです。しかし、場合によってはエクセルだけでは管理が難しくなることもあります。本記事では、エクセルでの基本的なスケジュール管理の方法や複数人での管理方法、さらにはクラウドを活用した効率的なスケジュール管理テクニックをご紹介します。

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エクセルでのスケジュール管理の基本

 業務を計画的に進めるために、スケジュール管理は重要な役割を果たします。ここでは、スケジュール管理の概要と、エクセルを活用したスケジュール管理方法について解説します。

スケジュール管理とは

スケジュール管理とは、さまざまなタスクや作業を計画的に実行するために、優先順位付けを行い、タスクや作業の順序性を付けて期日までに間に合うよう管理することを意味します。適切なスケジュール管理を実施することにより、業務の無駄を省き、効率的に業務を進めることが可能になります。

エクセルでの基本的なスケジュール管理方法

エクセルを使ったスケジュール管理は、まず基本的な操作を押さえることから始まります。例えば、簡単なやり方としては、行にタスクや予定、列にタスクの詳細と期日を入力します。また、月ごと、年ごとにシートを分けて管理すると、さらに見やすくなります。各セルに予定を入力し、色分けや条件付き書式を活用することで、重要なタスクを強調表示することもできます。

WBSの活用

 WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトを管理するための手法の一つで、タスクを階層的に分割して管理する方法です。エクセルでWBSを作成する際は、各タスクを階層ごとに列に分け、タスクの依存関係や担当者を明確にすることができます。WBSにより、各タスクの進捗状況や全体のプロジェクト状況を把握しやすくなります。

ガントチャートの活用

 ガントチャートは、プロジェクト管理において非常に有用なツールです。エクセルでガントチャートを作成するには、まずタスクの開始日と終了日を入力し、それを基に横軸に時間、縦軸にタスクを配置します。条件付き書式やバーの色分けを活用することで、視覚的に進捗状況を確認することができます。ガントチャートにより、プロジェクトの全体像や各タスクの進捗を一目で把握することができます。

複数人でのスケジュール管理

 エクセルは手軽なツールですが、複数人での共同編集は少し苦手です。ここでは、エクセルによる共同編集の方法について解説します。

複数人でのスケジュール管理の課題

エクセルを使用して複数人でスケジュールを管理する場合、いくつかの課題があります。まず、同じファイルを複数人が同時に編集すると、データの整合性が保たれにくくなり、場合によってはファイルが破損する恐れもあります。また、誰がどの部分を編集したのかが分かりにくく、変更履歴の管理が難しくなります。さらに、ファイルのバージョン管理も複雑になり、誤って古いバージョンのファイルを使用してしまうリスクがあります。

エクセルにおける共同編集の方法

これらの課題を解決するためには、Excel OnlineやGoogle Spread Sheetの使用がおすすめです。これらのツールを使用することで、複数人が同時に同じファイルをリアルタイムで編集でき、変更履歴も自動的に保存されます。

Excel Online

Excel Onlineは、Microsoftが提供するクラウドベースのエクセルサービスです。OneDriveを通じてファイルをクラウド上に保存し、インターネットを介して複数のユーザーが同時にファイルにアクセスし、編集することができます。これにより、常に最新の情報が全員に共有され、リアルタイムでの編集が可能です。また、変更履歴が自動的に保存されるため、誰がどの部分を編集したかを簡単に確認できます。

Google Spread Sheet

Google Spread Sheetは、Google Driveを基盤としたオンラインスプレッドシートツールです。これを利用することで、エクセルと同様の操作感でファイルを作成・編集できます。複数人での共同編集が可能で、コメント機能やチャット機能を活用することで、リアルタイムにコミュニケーションを取りながら編集を進めることができます。さらに、バージョン履歴機能により、過去の変更内容を簡単に追跡し、必要に応じて以前のバージョンに戻すこともできます。

効果的なエクセルの使い方とエクセルの課題

エクセルは多機能で、便利に使うためにさまざまな機能を備えています。ただし、上述したようにエクセルでスケジュール管理を行うには課題や限界もあります。ここでは、エクセルを効果的に使うためのテクニックと、エクセルによるスケジュール管理の課題・限界について解説します。

スケジュール管理に役立つエクセルのテクニック

エクセルをより効果的に使用するためのテクニックとして、以下の方法があります。

条件付き書式

期限が近いタスクを自動的に強調表示することで、重要な予定を見逃さないようにします。条件付き書式を設定することで、特定の条件を満たしたセルの色やフォントを自動的に変更できます。これにより、視覚的に重要な情報を強調することができます。

ピボットテーブル

大量のデータを効率的に集計・分析し、視覚的に把握することができます。ピボットテーブルを使用することで、データの要約や統計情報の作成が簡単になり、複雑なデータの分析が可能です。例えば、各プロジェクトの進捗状況や担当者ごとのタスク数などを迅速に把握できます。

マクロ

繰り返し作業を自動化することで、時間を大幅に節約できます。マクロを利用することで、日常のルーチンワークを自動化し、効率を大幅に向上させることができます。特に、大量のデータ入力や定型的な報告書の作成などに効果的です。

エクセルの課題と限界

上述したように、エクセルをスケジュール管理に使用するには課題が多く、大規模なプロジェクトで使用するには限界もあります。

リアルタイム共同作業の制約

エクセル単体ではリアルタイムでの共同作業が難しく、共同作業による不整合やファイルの破損リスクがあります。バージョン管理も難しくなります。Excel OnlineやGoogle Spread Sheetを使用することで解決できますが、依然としてオフラインでの共同作業には課題が残ります。

大規模なデータ管理

エクセルは、比較的少量のデータを扱う場合には優れていますが、大規模なデータセットを扱う際にはパフォーマンスが低下することがあります。また、複雑なデータ分析や大量のデータ処理には不向きです。

データの安全性

エクセルファイルの破損や誤削除により、重要なデータが失われるリスクがあります。特に、ローカル環境での保存の場合、バックアップを定期的に行わないとデータの消失につながる可能性があります。

セキュリティの欠如

エクセルファイルはパスワード保護や暗号化が可能ですが、高度なセキュリティ対策には不十分です。特に、機密情報を含むファイルの場合、専門のセキュリティツールを併用する必要があります。

安心・安全なスケジュール管理にはShachihata Cloudがおすすめ!

エクセルはスケジュール管理において非常に便利なツールですが、複数人での管理や大規模なプロジェクト管理には限界があります。これらの課題を解決するために、専用のスケジュール管理ツールを使用する方法がおすすめです。

スケジュール管理ツールの導入を検討する際は、Shachihata Cloud(シヤチハタクラウド)をご検討ください。Shachihata Cloudでは、リアルタイムでの共同編集や高度なセキュリティに保護されたスケジューラ機能を提供しています。エクセルの苦手分野を補完すると共に、社内のスケジュールや情報をオンラインで一元管理し、業務の生産性向上に寄与します。

また、クラウドベースであるため、インターネット環境さえあればどこからでも利用できるメリットもあります。

そして、スケジューラだけでなく、ポータルや掲示板、ワークフローといった基本機能や、社員のToDo管理や大容量のファイル送信、外出先からの予定管理など、コミュニケーションに役立つ豊富な機能を盛り込んだ「コミュニケーション満足セット」として月々220円(1ユーザー)で提供しています。

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この機会に「Shachihata Cloud」を導入し、安心・安全なスケジュール管理を実現すると共に、ビジネスのさらなる効率化と、新規ビジネスの創出を目指してみてはいかがでしょうか。

WRITER
宮沢 明香里
デジタル認証事業部カスタマーサクセスマネージャー
住設メーカーの営業・企画業務を経験後、2021年シヤチハタ株式会社へ入社。 デジタル商材の営業を経て、現在はShachihata Cloudをさらに活用してもらうため、 クライアント向けセミナーや新機能リリースの企画業務を行う。
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