──「Shachihata Cloud」を導入する前に抱えていた課題をお聞かせください。
これまで役場での業務は、紙文書で起案して決裁案を作り、それに担当部署の全員が捺印・承認したときにはじめて、意思決定が行われる仕組みでした。
決裁に捺印するのは担当部署の職員だけではなく、その上司、部長、場合によっては副町長、町長の承認も必要です。
そのため、急ぎの意思決定の際でも、すぐに意思決定できないという課題がありました。
特に重要な案件は町長が見る必要があったのですが、町長は町のセールスマンとして公務などで出張していることも多く、必ず役場にいるとは限りませんでした。場合によっては1週間丸々いないこともあり、意思決定がかなり遅れてしまうこともありました。